2019年5月16日木曜日

ESP32-CAM 農業用カメラを作る 4shutter

電源 その2


各デバイスの電源は前ページに書いたが、大元の電源をどうするか?
基本的に畑に設置するので、商用電源(100V)はまず使えない。
なので電池を使う事になるが、当然充電可能な2次電池となる。
現実的なところとしては
  • リチウムイオン電池
  • 鉛蓄電池
のどっちか。
且つ、充電方法は太陽電池によるもの意外は現実的ではない。
大容量のものを2個用意して週代わりで入れ替える、という手もあるが
「暑い」「寒い」「雨」「風」を理由に毎週行かない可能性も
高いので、極力自然エネルギーに依存したい。

そもそもどの程度の容量を必要とするのかを定義しないと
種類、サイズを絞れない。

  1. 最低1日1回の撮影と送信をしたい
  2. 将来的にはサーボモーターを使って3方向くらいに振って撮影したい。
  3. 将来的には、WiFiの機能かBLE機能を用いて温度/湿度の採取もしたい。

まず1に絞って考えてみると、ざっくり消費電力を以下の様に仮定する。
  • 撮影  100mA x 5sec
  • 送信 300mA x60sec
  • その他 100mA x 10sec
すると、1回の撮影と送信にかかる消費電流は
100mA*(5/3600)+300mA*(60/3600)+100mA*(10/3600)
=5.41mA/h
但し、DC/DCとかの損失分を加味してざっと2倍(そんなにひどいか?)
を掛けると
10.8mA/h
となる。


365回でも4000mA/h弱なので、モバイルバッテリ1個で
結構いけるんじゃね!?
という気になるが、経験上こんなには持たない事はわかりきってる。

まずはざっくり試作基板を作って実電流を測ってみないとね。


 これでも2年いけちゃうの?
無理だよなぁ。。。



0 件のコメント:

コメントを投稿